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サービスロボット用語 JIS B 0187



JIS規格/サービスロボット用語 JIS B 0187/について。

適用範囲、引用規格、用語の分類[一般、分類(形態、用途)、要素技術(ヒューマンインタフェース、環境センシング、操縦技術、アクチュエータ素材、性能・評価、知能、安全・信頼、制御)]、用語や定義など。

サービスロボット用語(JIS B 0187)では、サービスロボット(二足歩行ロボット、人間形のロボットや家庭・福祉で使用されるホームロボットなど、各種分野でサービスに貢献するようなロボット。)に関連する主な用語やその定義について規定されています。

JIS規格における、サービスロボット用語(JIS B 0187)の正式名称は以下です(英文含む)。

JIS B 0187:2005 サービスロボット−用語
Service robot-Vocabulary

サービスロボット用語に関する用語の定義など、詳しくはこちらから。
ロボット-ロボットの種類-学習用,産業用,掃除,2足歩行,溶接,知能,機械工学など

以下、サービスロボット用語(JIS B 0187)の概要です。(JIS規格本文より引用)

1.適用範囲

この規格は、サービスロボットに関して用いる主な用語及び定義について規定する。

2.引用規格

次に掲げる規格は、この規格に引用されることによって、この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格のうちで、発行年を付記してあるものは、記載の年の版だけがこの規格の規定を構成するものであって、その後の改正版・追補には適用しない。

・JIS B 0134:1998 産業用マニピュレーティングロボット-用語
・JIS B 0185:2002 知能ロボット-用語

3.用語の分類

サービスロボットに関して用いる用語の分類は、次による。

a)一般
b)分類
1)形態
2)用途
c)要素技術
1)ヒューマンインタフェース
2)環境センシング
3)操縦技術
4)アクチュエータ素材
5)性能・評価
6)知能
7)安全・信頼
8)制御

4.用語及び定義

この規格で用いる用語の定義は、次による。また、すべての用語について参考として対応英語を示す。

備考:
用語に括弧を付けてあるものは、類似の意味をもち、二つの用語があることを示す。

a)一般
b)分類
1)形態
2)用途
c)要素技術
1)ヒューマンインタフェース
2)環境センシング
3)操縦技術
4)アクチュエータ素材
5)性能・評価
6)知能
7)安全・信頼
8)制御

(以上、分類のみ列挙。詳細は割愛)
サービスロボット用語の用語・定義詳細
ロボット-ロボットの種類-学習用,産業用,掃除,2足歩行,溶接,知能,機械工学など

附属書(参考) サービスロボットの事例

この附属書は、本体に関連する事柄を補足するもので、規定の一部ではない。
現在開発中又は実用化されているサービスロボットの事例を、次に示す。

a) 生活支援(アミューズメントを含む。)

・ホームロボット
学習ロボット
遊びロボット
掃除ロボット

・アミューズメントロボット(エンタテイメントロボット)
演奏ロボット
ダンスロボット
スポーツロボット
パフォーマンスロボット

b) 社会支援

・社会支援ロボット
受付ロボット
案内ロボット
芝刈りロボット
ゴミ収集ロボット
分解ロボット

c) 医療・福祉

・医療ロボット
手術支援ロボット
低侵襲手術ロボット
遠隔手術ロボット
看護ロボット
リハビリテーションロボット
腹くう(腔)鏡下手術支援ロボット
内視鏡マニピュレータ
そしゃく(咀嚼)ロボット

・福祉ロボット
介助ロボット
介護ロボット
自立支援ロボット
歩行介助ロボット
食事支援ロボット
コミュニケーションエイド
移乗移載ロボット
食事搬送ロボット
車いす搭載型マニピュレータ
盲導犬ロボット
動力装具
電動義手

d) 災害対応・防災・メンテナンス

・防災ロボット
レスキューロボット
消防ロボット
警備ロボット
治安ロボット

・メンテナンスロボット